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第五番 海潮山観音寺

第五番 海潮山観音寺の画像

 洲本市由良は、淡路島でも有数の港である。洲本市役所由良支所より南へ歩いていくとたてこんだ民家に囲まれて、小さなお堂が見えてくる。本尊は十一面観世音菩薩で、ここは足が悪い人が歩けるようになった、などというエピソードも残されており、七月九日のご開帳には参拝する人も多い。そのためか、かつては不要になったという義足が奉納されていたという。本堂は大正六年に再興されたもので、境内の中には行者堂や、昭和四十七年に鋳造されたという梵鐘がある。ちなみに、この行者堂はもともと第一番先山千光寺にあったものだそうだ。さて、洲本市役所由良支所から海をはさんで北東方向にみえる小さな島がある。名前を成ヶ島といい、由良の町を覆うようにして南北に長く砂浜が続く。その流麗な姿は日本三景の一つ、京都の天橋立に似ていることから「淡路橋立(あわじはしだて)」と呼ばれる。ここに咲く「ハマボウ」は兵庫県レッドデータブックにも記載されている貴重なものだ。なお、由良より県道76を道沿いに南へゆくと、「生石(おいし)」と呼ばれる岬へ到着する。山上の展望スポットからは、美しい「淡路橋立」の姿をのぞむことができる。ここからの紀淡海峡の景色はまことに美しく、眼前に広がる海は圧巻である。巡礼の途上にぜひ立ち寄りたいスポットである。

所在地 洲本市由良2丁目3(無住のため、納経は心蓮寺にて 電話:0799-27-0040)
本尊 十一面観世音菩薩
宗派 高野山真言宗
ご詠歌 「底ふかき 由良の港のうろくずも うかむは法のゑんとこそきけ」
連絡先 心蓮寺 電話:0799-27-0040

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