第三十番 放光山月山寺
第二十九番の清水寺よりさらに山深くわけいること、標高416メートル。月の山に当寺がある。道が険しく、かつて徒歩での巡礼者は、この山を無事に打ち終えると、里へおりて祝杯をあげたといわれるほどで、淡路西国有数の難所である。伝説によれば、月山(つきのやま)という山名は、同名のすぐれた刀鍛冶がいて、剣を鍛えたというのが由来になっているそうだ。また、毎年四月八日の午の刻(正午)、晴れた日には空から花が小米花のように降って来るという。
所在地 | 淡路市釜口上畠(納経は地区世話人) |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
宗派 | - |
ご詠歌 | 「はるばると登りて拝む月の山 くらき道をも照しぬるかな」 |
連絡先 | 第一番 千光寺 電話:0799-22-0281 |
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