第二十三番 功徳山善福寺
草香明神三叉路を山手に入り、一キロほどすすんで北へゆくと、淡路島七福神霊場として知られる智善寺がある。さらに、400メートルほどすすむと当寺が現れる。ここの境内には樹齢四百年をほこる夫婦松とよばれた大木があったが、現在は根元をのこすのみとなっている。その名前の由来は、二メートルほど離れている二つの雄松と雌松が地上一メートルほどのところで連なっているからだ。かつては子宝を授かりたいという人々が触りにきており、県指定天然記念物でもあったのだが、松くい虫にやられて枯死してしまった。
所在地 | 淡路市草香北(無住のため納経は智善寺) |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
宗派 | 高野山真言宗 |
ご詠歌 | 「あわれなる草かりぶゑのこえまでも みな得脱のゑんとこそきけ」 |
連絡先 | 智善寺 電話:0799-86-1472 |
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