第十五番 千手山法華寺
倭文高の丘の上にたつ当寺は、境内からの眺めが美しい。石段を登ってあがってゆくと、さらに一段高いところに本堂がある。本尊は千手観世音菩薩で、その高さはおよそ一メートル。毎年八月十六日に下半身しか開帳しない観音として知られている。あるとき、近隣で毒蜂が発生し、多いに被害を与えた。そこで、本尊に祈ると、境内に生えている大きな一本松から光がでて、たちまち毒蜂を追い払ったといわれている。かつては万蔵坊法華寺といい、大きな寺であったのだという。しかし、現在は無住となっている。そのため、堂内に御影や巡礼札がある。
所在地 | 南あわじ市倭文高(無住 堂内に御影や巡礼札がある) |
本尊 | 千手観世音菩薩 |
宗派 | - |
ご詠歌 | 「はるばると運ぶ歩はたのもしや 法のはなさく寺をたづねて」 |
連絡先 | 問い合わせは第一番霊場千光寺へ 電話:0799-22-0281 |
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