第十一番 神護山安楽寺
南あわじ市の中山峠をこえて国道二十八号をさらに南へ下ってゆくと、左手に見えてくる。あたりは田畑が広がっており、まことにのどかな風景だ。八幡神社の境内をぬけて寺の境内にはいると、本堂が正面に現れる。左手には観音堂がある。この寺は、暦応三年(1340)、細川淡路守師氏が菩提寺として建造したといわれている。そのため、この寺には師氏ゆかりの品が保存されている。また本尊である十一面観音は慈覚大師の作であるという。
所在地 | 南あわじ市八木養宜上915(納経は宝積寺) |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
宗派 | 高野山真言宗 |
ご詠歌 | 「千早ふる 神も佛もあとたれて ところは国の都なるらん」 |
連絡先 | 宝積寺 電話:0799-42-0472 |
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